介護職は、職場ではチームワークが大切なことであり、よくホウレンソウと言われる報告と連絡、相談を忘れずに行うことが重要です。誰がどこまで仕事をしたのかをいつも管理して、わかりあっていることで、仕事を問題なく進めることができます。特に、新入社員は疑問点が出てきたとき、すぐに先輩などに質問し相談するのが大事になります。そして、高齢者の状態の変化をいつも見逃さずに見守る必要があります。どう対応するか迷ったら、一人では判断せずにすぐに相談することが大切です。また、心身ともに健康なコンディションを保つことは、仕事に集中するためにも大切です。利用者を全面的に良い状態で受けとめることができると、良い仕事につながります。気が緩んだり、ぼんやりしているとミスを起こし、大事故につながります。人の命を預かり、生活を支えていると自覚し、気を引き締めて仕事に集中する必要があります。
さらに、利用者に良好なお世話をするために優しい思いやりの気持ちを忘れずに業務に取り組むことが大切です。それぞれの利用者に合わせた対応をし、必要に応じた援助をしてあげる必要があります。介護職をしていく上では、それぞれの方の立場に合わせていくことが大切になります。また、生活を全般的に手助けするのではなく、あるときは少し離れて見守ることが介護には大切なことです。可能なことは自分てやらせて、利用者が必要なときだけ手助けするのが大事なポイントです。